北柏ナーシングケアセンターのリハビリ
北柏ナーシングケアセンターには、老人保健施設、通所リハビリ(デイケア)、ショートステイがあり、共通のリハビリスタッフ(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)が担当しています。その為、老健退所後に自宅からデイケアを利用した場合やデイケア利用中にショートステイを利用する場合も、ご本人様は顔馴染みのリハビリスタッフと安心して関わることができます。身体や生活状況を把握している為、よりご本人様に寄り添ったリハビリを行うことが出来ます。
老健入所中のリハビリ
老健のリハビリとは?
病院のリハビリが治療後の身体機能の回復を目的としたリハビリであるのに対し、老健のリハビリは生活するうえで必要な動きを目的にリハビリを行なっています。入所して3カ月以内の方には「短期集中リハビリテーション」「認知症短期集中リハビリテーション」を実施しています。また、 嚥下造影検査を行い、医師・管理栄養士・言語聴覚士などの関連職種で食形態を見直し、安全に・安心した食事が行えるようにサポートしています。
個別リハビリ
個別リハビリでは入所者様が生活しやすくなるようなリハビリを理学療法士・作業療法士・言語聴覚士と共に行います。入所直後からご本人様らしい日常が送れるように、立ち上がりや歩行、道具や機器も利用した生活動作のリハビリを行ないます。
作業クラブ
個人の能力や趣味活動を活かして編み物や刺し子、集団での作品作りなどの手工芸を行います。他の入所者様と交流する機会をもちながら、手指の細かな運動や認知機能の維持・向上を図っています。
書道クラブ
子供の頃から馴染みのある書道を旬の言葉や好みの詩を手本にして書いています。静かな空間で集中して書くことで手の運動だけでなく、注意力などの認知面の維持・向上を図ります。定期的に書道の講師を招いてアドバイスをもらったり、作品を施設内に掲示、機関紙に掲載することで、ご本人様・ご家族様にも楽しんで頂いています。
機織り教室
講師の指導を受け、昔ながらの手と足を使った機織り機で生地を織り上げていきます。作業を通して、手と足の訓練、認知機能の維持・向上にも繋がります。織り上げた生地は、ランチョンマットや巾着袋などの雑貨に変身し、施設内で愛用されています。
料理クラブ
白い割烹着と三角巾を着けた昔のスタイルで料理をすることで「食」に対する興味・関心の向上を図ります。また、10名前後の少人数のグループで協力して行うことで入所者様同士の交流を深める活動となっています。メニューは肉じゃが、すいとん、どらやきなど馴染みのある料理が中心です。
脳トレのリハビリ
言語聴覚士が入所者様の認知能力に合わせて漢字の書き取りや計算問題、文章課題、パズルなど、脳のトレーニングを行い、脳の活性化や認知症を予防する目的で行っています。
集団リハビリ
- 少人数のグループで、ことわざクイズやしりとり、嚥下体操などを実施。他者とのコミュニケーションを取る機会や認知症を予防する目的で行っています。
家屋訪問について
- 家屋訪問は、入所してから自宅退所までの流れをスムーズにする為、入所前後に自宅へ環境を確認しに伺わせて頂きます。自宅の段差(階段や玄関付近の高さ)、寝室〜トイレの導線、手すりの有無などを事前にチェックすることで、入所中にどのようなリハビリが必要になるのか把握します。その後、必要に応じて家屋改修や補助具の導入を行い、試験外出・外泊を交えながらご本人様とご家族様が安心して自宅退所できるようにサポートしていきます。
また、退所後にも自宅へ伺い、生活状況を確認しながら安全に過ごせるようにその場で動作指導を行ないます。
短期入所(ショートステイ)のリハビリ
ショートステイとは、自宅で生活されている方が短期的に施設に入所し介護・支援が受けられるサービスです。ご利用中は身体状況、自宅での生活状況に合わせたリハビリを理学療法士・作業療法士・言語聴覚士と行います。ご本人様やご家族様、ケアマネージャーなどからの情報を基に、在宅生活が円滑に送れるようにご利用者様に合わせたリハビリプログラムを立案し、実施しています。
通所リハビリテーション(デイケア)のリハビリ
通所リハビリテーションのページをご覧ください。